北竜町農家のなんとなく

北海道北竜町の農家がほそぼそ考えたこと。

謎解き企画やりました②謎解きが良さそうな気がする!

 こんにちは、りんちくです。稲刈りが例年より早く見えてきました。それまでに謎解き開催までの経緯をブログにできるのか!?頑張ります。

 さて、前回はひまわりの里についてダラダラと書きました。今回は、なぜ謎解きをやろうという考えに至り、町に提案することにしたのかのまとめです。

 

 まず、最初に私の頭にあったのは、ひまわりの里の物足りなさです。前提として私は、里には常設でもっと全体を楽しめる企画が欲しいと、以前から、多分中学生くらいから思っていました。

 というのも、私も花畑が綺麗だと思う感性くらいは持ち合わせておりますが、そんなに長く楽しめるタイプの人間ではありません。結構すぐに飽きます。北海道の花畑といえば!の富良野のファーム富田にも行きましたが、近付こうが声を掛けようが、ラベンダーは動かないし腹も膨れないので、「もう見た」と脳が認識するとすぐに売店に目がゆきます。極端な話、ひまわり畑も私にとって、到着の10秒後くらいに目的を達成してしまい、感動はクライマックスを迎えてしまうのです。

 ですので、やはりなにかアトラクション的な体験が欲しいと思いました。むしろ私には、他の目的の道中の方が、一度頭から離れた風景がまた目に飛び込んでくるような感覚があり、到着したその時よりも、ひまわりの美しさが際立って見えるのです。捻くれた感性かもしれませんが、どうでしょうか?

 そんなこんなで、なにかやりたい……と考えると、趣味の謎解きが閃いたわけです。そこには、別に色んなアイディアや様々な可能性を考慮する過程は何一つありませんでした。だって楽しいんですもの!ひまわりも綺麗だし!ということが全てですね。至極単純です。どうせ町内にそんなに好きな人も多くないだろうし、もしいたとて開催してくれるとも思えませんので、えいや!と始めた次第です。

 

 さて、そこから謎解きを実現させるための理屈づくりがスタートします。里全体を使いたいので、各機関の協力がなければ実現はできませんし、いきなり謎解きやりたい!だけで行っても「は?」となることうけあいです。単なる趣味ではなく、町全体に何らかのメリットを生み出すことを目的とした建て付けにすることを前提に、町や町の観光協会に提案することにしました。

 まずはじめに、商材として近年のブームだと強調。私がリアル脱出ゲームやボドゲにハマって生きて来たこの10年ほどで「謎解き」の人気と認知度は随分高まったように思えます。松丸亮吾さんのブレイクっぷりなんかは、かなり象徴的ですよね。訪れる人に手にとって貰える可能性は充分有り得ると思いました。ですが、役場や観光協会にも、軽く話してみると「謎解き?なにそれ?」な感じはあったので、少し自分の感覚に対する自信が揺らいだ覚えもありますが、まあすぐに忘れることにしました。

 そして、全体へのメリットを演出するために重要な要素だと考えていたことがあります。それは、ひまわりの里の抱える問題に、

①ひまわりの里での滞在時間の短さ
②観光センター利用率の低さ

が、活性化協議会などで議論されていたことです。

 ①滞在時間の短さは、つまりお金をほとんど使わずに見て帰る客が、相当数いることを意味します。前回の記事の通り、現在のひまわりの里は無料です。それはつまり、なにか商材がないと、税金か善意の寄付に頼らなければ、維持すらできないことを意味します。畑を見て、さっと帰っておしまいというルートの方が、観光客の中でもかなりいるようです。

 ②も似たようなものですが、最大の要因はひまわりの里の構造にもあります。観光センターとは、売店が集約された施設なのですが、ここ以外、ひまわりの里には何も売ってません。唯一の自販機も、観光センターのすぐ側にあります。あの畑の広さをもってして、なんでそんな感じか、随分もったいない話ですが、まあ色々あるんです。そして、駐車場からひまわり畑までは、観光センターを素通りして行けます。車から店より、車から畑の方が近い位置にも駐車場があります。そりゃあスルーもします。ちょうどそこから自販機も見えるので、買ってすぐ帰るか……ともなるでしょう。

 

 今回の謎解きは、これらの課題の克服に向けた第一手として提案することとしました。遊べば遊んだ分長くいる。そして観光センターで飲み物くらい飲みたいし、椅子に座ってゆっくり考えたい時もあるでしょう。謎解きを買って、畑を見て回りながら遊んで、そして観光センターに寄ってから帰るという流れを一つのルートとして来場者に示すことを開催意義に据えて、各機関に納得の上で協力をもらおうと考えたわけです。(あと、こうしておくことで、あわよくばうまくいかなかった時に助けて貰おうという期待もありました。)

 

 そんなこんなで、ぶっちゃけ後づけ的な理屈を捏ねくり回した企画書を書き、本気度を演出して、趣味と実益の謎解き開催を目論んだわけであります。

 

 とりあえず、今回はなぜ謎解きを選んだかを中心に書いてみました。まあ大半が趣味ですが、無理のない理屈を組んで、全体的な観光地としてのルートを提示する、という意味合いがあるよ、というお話でした。

 次回は、実際に制作者様と巡り合うまでのあれこれになるのかな?という感じです。

 それでは、どうもありがとうございました。